世康開発

台湾の前途発展におけるバイオテクノロジー関連産業の重要性を鑑み、台湾産業団地デベロッパー大手の世正開発股份有限公司は、政府と共にハイテク産業の発展を推進してきた実績のもと、傘下、グループ子会社である世康開発、世誠営造、捷正物業管理、世華開発と共に、開発投資、設計、建設、不動産管理など、全方位的な産業用不動産の開発及びコンサルティングサービスを提供している。

数兆元規模の南港ソフトウェアパークの建設を手掛け、400社以上の国内外メーカーの誘致に成功した黄茂雄董事長は、2018年「世康開発股份有限公司」を正式に設立。バイオ産業の先端技術人材とプロフェッショナルマネジメントチームを招聘し、台湾の産業界が国際市場とシームレスに連係できるための舵取り、および全土における産業発展、成長促進に尽力してきた。そして、南港ソフトウェアパークの成功体験を再現すべく、台湾バイオ産業のクラスター集積地の中核となる「台北バイオテクノロジーパーク」を創成。

　2018年、台北市政府と手を携え、国内初バイオテクノロジー産業の発展に焦点を当てたBOT開発プロジェクト、「台北バイオテクノロジーパーク」の開発が実現した。総床面積約3万平方メートル、敷地内に研究開発、パイロット生産、商業、オフィススペースを備えたバイオ産業一体型施設であり、民間資源、専門性、柔軟な運営理念を融合させた官民共同事業として建設された。バイオテクノロジー産業の国際的なイノベーション開発、人材育成、研究開発連携などの重要指標を満たしたプロジェクトでもあり、竣工時には3,000人以上の雇用機会、年間500億元規模の経済効果創出が見込まれ、周辺地域の経済活性化、地域社会の繁栄促進に寄与すると共に、国際舞台における台湾バイオテクノロジー産業のパイオニア的役割を担っている。

世康開発は将来を見据え、経験豊富な開発およびマネジメントチームを通じ、さらに多くのパートナー、地方自治体、専門分野の企業を支援し、バイオテクノロジー分野、経済全体の向上発展を促進すべく邁進していく所存です。